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タンクローリーとは
タンクローリーは通常のトラックなどで運搬できないものを積載し長距離を運搬するために開発された特殊用途自動車です。運搬の対象は、石油、ガス、化学薬品などの液体、気体、固体などになります。荷台に運搬物を貯蔵するための大型のタンクを装備しています。
タンクローリーの特徴
タンクローリーは大きく分類すると以下の3つに分類することが出来ます。
1.石油類や化学薬品など毒物劇物等取締法の対象となるものを運ぶ危険物タンク車
2.食料品や危険物には該当しない硫酸、塩酸、樹脂などを運ぶ非危険物タンク車
3.液化天然ガス、液化石油ガスなどを運ぶ液体ガスタンク車
それぞれには整備上の制約があり、保冷や保湿剤、加熱装置をはじめ車両の走行を安定させるための防波板などを設置しているものがあります。荷台のタンクは基本的な形状として楕円形をしており、これは危険物、非危険物に限らず同じです。ただし、高圧ガスタンクの場合は圧力を均等にする必要があるため真円形となります。
また、タンク部分の材質は堅牢性や耐高圧性、積載物の漏洩などを防ぐために鉄をはじめチタンやアルミ、ステンレス、繊維強化プラスチックなどが複合的に使用されており、タンク上部に登るための梯子が取り付けられているのが特徴です。最大車両総重量は25トンで、最大積載量は20klとなっています。ただし、セミトレーラー型では最大積載量は28klまでの規定になっています。