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ダンプとは
ダンプは主に土砂や砂利を運搬するためのトラックです。ダンプの荷台の構造は様々で粉粒体運搬のチップダンプ、荷台の大きくスライドするローダーダンプ・スライドダンプ、あおりの深い深ダンプ、ロングボディのロングダンプ、ダンプ方向が三方に向く三転ダンプ、ゲートの構造によってFゲート・Lゲートダンプなどと分類することができます。トラックの荷台部分に傾斜装置がついており、持ち上げることで積載物を一気に排出することができます。積載物を降ろす作業が効率的にできるため、スピーディーな作業が可能になります。土木現場や建設現場では欠かすことのできない車両です。土砂や砂利はショベルカーなどで積み込むため、他の重機とコンビで働くのが一般的です。
ダンプの特徴
ダンプと一口に言っても、大きく二種類に分けることができます。一般道を走行しているのは積載量が11t(トン)までのダンプトラック(ダンプカー)です。荷台の排出方法によって、リアダンプ、サイドダンプ、三転ダンプに分類されます。一般道を走れるものを普通ダンプトラックといいます。一般道を走行できないものには、大型のオフロードダンプ(マンモスダンプ)などがあります。採掘現場や鉱山、工事現場などで働く車両で、土砂などを積み込みます。
国産最大のダンプカーでは出力1308馬力、120t(トン)もの土砂を積み込める車両もあります。あまりに大きな車体のため、運転席前方に取り付けられたはしごで登り降りします。普通ダンプトラックに対し、一般道を走行できないダンプを「重ダンプトラック」と呼び区別します。
ダンプの機構
現在はダンプ車両のダンプアップにはベッセルを間接的に押すリンク形式が一般的ですが、その中でもフランス・マレル社特許のリンク機構は特に大型ダンプで多く用いられています。リンク機構では機構の回転円弧の半径が大きいほど、ダンプのベッセル(荷台)の前方をつくことができ、機構の安定性・効率を高め、架装重量を削減することができます。
ダンプ機構の動力としてはPTO(Power Take Off)が用いられます。現在では比較的小型なダンプでも電動油圧ポンプよりエンジンの出力をダンプ機構の動力として利用できるPTOを採用することがあります。