アルミウイングの買取実績
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アルミウイングとは
アルミウイングは、荷台がアルミ製の箱型のトラックです。アルミバン、ドライバンなどとよく似た姿をしていますが、両サイドの側面パネルが上下に開く点が異なります。この姿が、カモメの翼に似ていることから「ウイング車」という名称が付きました。アルミバンが運送業者や宅配便の配送などに使用されることが多いのに対し、アルミウイングは長距離運送向きのトラックで、引越し業者や宅配便の集配所間の移動などに多く用いられています。
アルミウイングの特徴
アルミウイングは、ボディが丈夫で密閉性が高いアルミで出来ているため、積載物を日光や雨風、ほこりから守れます。また、側面はアルミ製で軽量なため、多くの荷物を積むことができます。幌かけやロープでの固定が必要ないため、積み降ろし時間が短縮できます。両側の壁や天井を利用して緩衝材を荷物の間に挟んだり、しっかり固定することもできるため、壊れやすい精密機器や振動に弱い荷物も運搬できます。
アルミウイングは、小型のタイプはなく、2t(トン)車~が一般的です。ウイング部分は開閉操作ボタンで上下に開閉し、両サイドからフォークリフトで荷物を積み込むことができるため、作業効率の高さも魅力です。内側の板はベニヤ板が主流です。温度調節機能は付いていません。
アルミウイングの機構
基本的に左右のウイングがセンタービームを支点として油圧シリンダーで駆動する機構は共通なのですが、ウイングの開き方に少しずつ差異があります。2本のシリンダでウイングを自由に起立させられるフレキシブルタイプ、開口部を大きく保つため、片側のウイングが中心線を超えるターンオーバータイプ、さらに開口を大きくとる目的でセンタービームを含む天井が上昇する上昇開閉ウイングなどがあります。