スペアタイヤ
トラックのスペアタイヤを交換する方法

トラックのスペアタイヤはどこにある?
トラックや自動車で道路を走行していると、様々なトラブルが起こる可能性があります。
車両のトラブルで多いのがタイヤのパンクです。
パンクの原因には、釘などを踏んで穴が開く場合や、タイヤの劣化によって表面が破損する場合があります。
パンクを起こした車両はそのままでは走行できないため、速やかにスペアタイヤに交換する必要があります。
一般的な乗用車であれば、スペアタイヤはトランクなどの荷室にあることがほとんどですが、トラックの場合はシャーシ部分に吊り下げる形でスペアタイヤが吊り下げて取り付けられています。
スペアタイヤの交換方法
スペアタイヤを外す際は、チェーンを緩める部分に工具を挿し込み、回転させてタイヤを外します。
トラックのタイヤは重量があるので、慎重に行う必要があります。
タイヤの交換方法は一般的な自動車と基本的には同じです。
トラックは車体が大きく、不備があると大事故になる恐れもあるので、輪止めを確実に行い、車体が不用意に動かないようにします。
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ジャッキで車体を上げる前に、タイヤのナットをレンチである程度緩めておきます。
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タイヤが回転するくらいまでジャッキアップしたら、ナットを完全に緩めて、タイヤを取り外します。
ダブルタイヤの内側のタイヤは、同じ手順を繰り返すことで外せます。
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スペアタイヤに交換したら、逆の手順でナットを締め付けていきます。
この時、適正なトルクで締めないとボルトの破損等の原因となります。
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取り外したタイヤは、スペアタイヤが取り付けてあった場所に再び取り付けます。
トラックを運転する際は、不慮のトラブルに備えて、スペアタイヤの空気圧は定期的に点検しておくことが大切です。
せっかくのスペアタイヤも、空気が抜けた状態では使用できないので、しっかりと管理しましょう。
~総合インフォメーション~