グリス漏れ
いすゞトラックがグリス漏れしたときの原因と対策

いすゞトラックとグリス漏れ
いすゞトラックは、使い勝手の良さと手ごろな価格帯、耐久性や走行性能など、総合的なコストパフォーマンスが高いことから多くの人が愛用しています。
しかし、いすゞのトラックもグリス漏れが生じたら本来の力を発揮することはできません。
中のグリスが全てなくなってしまったら、修理費用もかなり高額になるので早めの対処が必要です。
原因と対策
低年式や過走行のトラックの場合、漏れはグリスの劣化やドライブシャフトブーツの硬化、バンドのゆるみなどが原因として考えられます。
長年使用していると、グリスは水分を含んでドロドロになるので、ちょっとした隙間からも漏れやすくなります。
とはいえ、きちんと密閉された状態であればこぼれることは考えられないので、交換する際にブーツも一緒に交換したり、バンドを締め直すなどの対策もあわせて行っておくと良いでしょう。
バンドにひびが入っている場合は、締め直してもまたすぐにこぼれてしまうので、まとめて交換したほうがトラックの寿命を延ばすことができます。
グリス漏れが気になる程度の段階で早めに修理に出しておくと、部品だけで数千円程度、工賃を含めても1~2万円台程度で修理することができます。
しかし、問題なく走行できるからといってそのままの状態で放置しておくと、ドライブシャフトやその周辺が傷ついて脱落してしまい、走行することができなくなってしまいます。
こうなってしまうと修理も大規模になり、修理に出す前に事故を起こして膨大な損害を出してしまう可能性もあるので、違和感を感じたらできるだけ早めに対処することをおすすめします。
低年式や過走行のトラックは、周辺もチェックしてもらいましょう。
~総合インフォメーション~