軽トラック用クレーン
軽トラック用クレーンの基礎知識

安価なクレーンの特徴
軽トラック用クレーンには、実はいろいろな種類が存在します。
架装として様々な種類が既に装備されている場合もありますが、クレーン単品で販売しているメーカーも非常に多く、数万円から数十万円まで、価格も幅広くなっています。
安い軽トラック用クレーンは、5万円も出せば十分手に入りますが、そのほとんどが中国製で、軽トラックの規格に合わない可能性もあります。
購入するときには、実物を見てから軽トラックに設置できるかどうかを確認するようにしましょう。
そして、種類も豊富ですが、主流は荷台に穴を開けて取り付けるタイプとなっています。
簡単に設置できますが、荷台の穴は一度あけてしまうとふさがらないので、中古車販売に出すときにマイナスになることがあるということも覚えておきましょう。
また、価格の安い軽トラック用クレーンにはアウトリガーがないので、あまり荷台に物を載せすぎると軽トラックごと転倒したり、クレーンが途中で折れる可能性もあります。
実物を見るときには、強度や耐久性についてもしっかりチェックしておきましょう。
高価なクレーンの特徴
一方で、価格の高い軽トラック用クレーンは日本製のものが多く、アウトリガーはきちんと搭載していますし、造りも頑強で一度購入すると長期的に安心して使えそうなものであることが分かります。
価格は70万円前後となっており、安いクレーンと比べるとかなりの差がありますが、何かあったときの損失のことを考えると許容範囲内といえるでしょう。
ただ、しっかりした構造になっている反動で重量もかなり重く、100kgを超えるものもあります。
積載量の上限を考慮して、設置するときにはどういったタイプのものを選んだらよいかを十分に検討しましょう。
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